耳の下(耳下腺)やあごの下(顎下腺)が腫れて痛がります。左右とも腫れることが多いですが、片側だけのこともあります。腫れは1~3日でピークになり、1週間ほどでひきます。熱は3~4日で落ち着きます。合併症として、髄膜炎、精巣炎、難聴が起こることがあります。

<治療>

熱や痛みをおさえる薬を処方することがあります。痛いときは冷却シートもよいでしょう。

<家庭で気をつけること>

●食べ物:すっぱいものや、よく噛む必要がある食べ物は、痛みを悪化させてしまう恐れがあるため避けましょう。痛みが強いときは、噛まずに飲み込める物を与えます。牛乳やみそ汁、ポタージュスープ、プリン、ゼリー、おかゆ、とうふ、グラタンなどがよいでしょう。

●入浴:基本的に入って構いませんが、熱いお湯につかると体力を消耗するので、体をきれいにすることを目標にしましょう。シャワーでも良いです。

<保育所・学校>

腫れが出てから少なくとも5日ぐらいは他の子にうつす可能性があります。腫れが始まってから5日間少なくとも休ませましょう。体調が良くなっていることを確認してもらえれば、登園・登校してかまいません。

<こんなときはもう一度診察を>

●頭痛が続く、何度も吐くとき

●1週間経っても腫れがひかないとき

●熱が5日以上続くとき

●耳の下の腫れが赤くなったとき

●睾丸を痛がるとき

●耳が聞こえにくくなったとき

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