水をもった赤い発疹が、口の中から陰部、頭の中まで全身に出ます。発疹は2~3日でピークとなり、その後乾いて黒いかさぶたになります。平均して1週間ぐらいでよくなります。
<治療>
かゆみ止めの塗り薬を処方します。
症状によっては抗ウイルス薬を処方することもあります。
化膿したときは抗菌薬入りの軟膏や飲み薬を処方します。(よほどのことでなければここまでしません)
<家庭で気をつけること>
●かゆいけど:ひっかいてかきこわさないように爪は短くしておきましょう。赤ちゃんなら手袋をするのもいいでしょう。
●お風呂:お風呂でさっと汗を流しておくほうが、かゆみも少なく、化膿することも少ないものです。
●食べ物:口の中にできると痛いので、しみるもの(塩辛いもの、すっぱいもの)はい嫌がるかもしれませんが、特に食べてはいけないものはありません。
<こんなときはもう一度診察を>
●発疹が赤く腫れて化膿したとき
●ぼんやり、ぐったりしていて元気がないとき
●3日以上熱が続くとき
<保育所・学校>
水ぶくれが全てかさぶたになるまでは休ませること、と決められています。
<みずぼうそうの予防注射>
兄弟や両親にうつるのを防ぐために、急いで予防注射をするという方法もあります。注射のタイミングや予防効果については主治医に相談してください。
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